誕生日ケーキのろうそくは、基本的に今回迎える年齢と同じ本数を立てます。
ただ、「太いろうそく1本は10歳なの」「35歳なら35本必要」と、いざケーキを準備すると迷うこともありますよね。
じつは、大1本を10歳、小1本を1歳として数える方法や、数字キャンドルで年齢を表す方法もあり、年齢分を必ずすべて立てる決まりはありません。
この記事では、ケーキのろうそくの本数が持つ意味から、10歳・15歳・35歳などの具体的な数え方、太い・長いろうそくの扱いまで、迷いやすいポイントを整理して紹介します。
誕生日ケーキのろうそく本数と意味は年齢が基本

誕生日ケーキのろうそくは、基本的に今回の誕生日で迎える年齢と同じ本数を立てれば大丈夫です。
ただし、年齢と同じ本数にしなければならない決まりがあるわけではなく、ろうそくには年齢を表す役割のほか、願いを込めて火を吹き消すという意味も結び付いています。
年齢と同じ本数を立て、今回迎える満年齢で数える
「7歳の誕生日なら、ろうそくは6本と7本のどちらだろう」と、ケーキを準備する段階で迷うことがありますよね。
伝統的な考え方では、誕生日に迎える年齢と同じ本数をケーキに立てます。
そのため、5歳の誕生日なら5本、8歳の誕生日なら8本と考えるのがわかりやすい方法です。
国立国会図書館のレファレンス協同データベースでも、百科事典に記された誕生日の習慣として、年齢の数に合わせてろうそくを立てる方法が紹介されています。
日本で本数を決めるなら、数え年ではなく、今回の誕生日で何歳になるのかを基準にすれば迷いません。
日本では1950年に施行された「年齢のとなえ方に関する法律」によって、従来の数え年ではなく、法律に基づいて算定した年齢で表すことが原則とされています。
日常の誕生日祝いでも、たとえば「今日で10歳になる」という場面なら、10歳を基準にろうそくを用意するのが自然です。
一方で、年齢と同じ本数を必ず立てなければならないという統一ルールは確認されていません。
30歳なら30本、60歳なら60本と、年齢が上がるほどケーキの上がろうそくだらけになってしまいます。
「これ、本当に全部立てるの」と箱を開けて手が止まったなら、無理に本数を合わせなくても問題ありません。
実際には、太さの違うろうそくや数字キャンドルを使い、少ない本数で年齢を表す方法も利用されています。
歴史をたどると、年齢と同じ本数だけでなく、年齢にもう1本を足す形式が使われた例もあります。
追加の1本に「これからの1年」などの意味を持たせる習慣が紹介されており、本数の表し方は一つだけではありません。
火を吹き消す行為には願い事の意味も込められている
誕生日ケーキのろうそくには、年齢を示すだけでなく、火を吹き消す時間そのものを楽しむ意味もあります。
カメヤマのケーキ用キャンドルでは、願いを込めながら火を吹き消すと願いがかなうとされる習慣が商品説明で紹介されています。
国立国会図書館のレファレンス協同データベースにも、年齢に合わせて立てたろうそくを一息で吹き消すと願いがかなうという伝承が掲載されています。
つまり、ろうそくの本数は年齢を表し、吹き消す行為には願いを託すという二つの意味が重なっています。
ただ、「一息で消せなかったら願いがかなわない」と心配する必要はありません。
一息で吹き消す話は古くから伝わる習慣の一つであり、現代の誕生日祝いに守るべき決まりとして定められているものではないからです。
小さな子どもが何度も息を吹きかけたり、家族で一緒に火を消したりしても、誕生日を祝う楽しさが失われるわけではありません。
年齢が伝わることと、本人が楽しくお祝いできることを基準に考えれば十分です。
太い・長いろうそく1本は10歳を意味するのか

太いろうそくや大きいろうそく1本を10歳、細いろうそく1本を1歳として数える方法は実際に使われています。
ただし、長いろうそくや大きいろうそくなら必ず10歳分という全国共通の規格ではないため、見た目だけで判断しないことがポイントです。
大1本を10歳、小1本を1歳として数える方法がある
ケーキを受け取ったとき、大きいろうそくと小さいろうそくが入っていて、「この大きいほうは何歳分」と迷うケースがあります。
ケーキ販売の現場では、大きいろうそく1本を10歳、小さいろうそく1本を1歳として年齢を表す方法が使われることがあります。
不二家の販売スタッフへの取材記事では、33歳の場合に大きいろうそく3本と小さいろうそく3本を提案する例が紹介されています。
同じ数え方なら、10歳は大1本、15歳は大1本と小5本、35歳なら大3本と小5本です。
年齢の十の位を大きいろうそく、一の位を小さいろうそくで表すと考えると理解しやすいでしょう。
| 年齢 | 年齢分をそのまま立てる場合 | 大小で表す例 |
|---|---|---|
| 10歳 | 10本 | 大1本 |
| 15歳 | 15本 | 大1本+小5本 |
| 33歳 | 33本 | 大3本+小3本 |
| 35歳 | 35本 | 大3本+小5本 |
この方法なら、年齢が高くなってもケーキの上に大量のろうそくを並べずに済みます。
35本を一本ずつ差すより8本で表せるので、小さめのケーキでも配置しやすくなります。
「全部立てなきゃいけないと思っていた」という人には、意外と使いやすい数え方です。
大きさや長さだけで10歳分とは断定できない
注意したいのは、「太い・大きい・長いろうそく=必ず10歳」という決まりは確認されていない点です。
Cake.jpでは「ろうそく大」と「ろうそく小」を分けて本数指定できる商品がありますが、案内上は大1本を10歳、小1本を1歳とする共通の換算ルールを示していません。
キャンドルメーカーのカメヤマでも、12cmや18cmなど長さの異なるケーキ用キャンドルが販売されています。
一方で、18cmだから10歳分といったように、キャンドルの長さそのものと年齢を結び付ける説明はありません。
「10歳を大1本で表す使い方がある」と「大きいろうそくはすべて10歳を意味する」は、分けて考える必要があります。
たとえば、誕生日ケーキを買った帰り道に箱を開け、大2本と小4本が入っていたとしても、それだけで24歳用と断定することはできません。
お店がサービスとして付けた本数だったり、商品ごとに選択できる本数が決まっていたりする場合があるためです。
店舗から大小2種類を受け取ったときは、「大きいほうは1本で10歳として数えますか」と確認するのが確実です。
確認できない場合でも、年齢と同じ本数にこだわる必要はありません。
次章で紹介するように、年齢が大きいときは大小のろうそくや数字キャンドルを使えば、見た目をすっきりさせながら年齢を表せます。
10歳・15歳・35歳など年齢別のろうそく本数

年齢が大きくなったら、ろうそくを年齢分すべて立てる必要はなく、太いろうそくや数字キャンドルで本数を減らせます。
10歳・15歳・35歳など具体的な年齢で迷ったときは、普通のろうそく、大小を使う方法、数字キャンドルの中からケーキに合うものを選べば十分です。
太いろうそくを使えば本数を少なくできる
年齢分のろうそくをそのまま立てる方法なら、10歳は10本、15歳は15本、35歳は35本です。
ただ、15本や35本となると、ケーキの上に均等に並べるのは意外と大変です。
そこで使われているのが、太いろうそく1本を10歳、細いろうそく1本を1歳として表す方法です。
この数え方では、15歳なら太1本と細5本、35歳なら太3本と細5本にできます。
実際にケーキ販売に関する記事でも、このような大小のろうそくを使った年齢の表し方が紹介されています。
| 年齢 | 年齢と同じ本数 | 大小で表す例 |
|---|---|---|
| 5歳 | 5本 | 細5本 |
| 10歳 | 10本 | 太1本 |
| 15歳 | 15本 | 太1本+細5本 |
| 35歳 | 35本 | 太3本+細5本 |
| 60歳 | 60本 | 太6本とする例もある |
本数を減らしたいなら、十の位を太いろうそく、一の位を細いろうそくで表す方法がわかりやすいです。
たとえば、夕方にケーキを受け取ってから「35本も入らない」と気づいても、太3本と細5本なら8本で済みます。
飾るスペースを取りにくく、火をつける本数も減らせるため、年齢が上がったときほど使いやすい方法です。
ただし前章で触れたとおり、太いろうそくが必ず10歳分になるという全国共通の決まりではありません。
お店から用意されたろうそくを使う場合は、その店舗でどのように数えるのかを確認しておくと迷わず準備できます。
本数が多い年齢は数字キャンドルでも表せる
ろうそくの本数をもっと減らしたい場合は、数字キャンドルで年齢そのものを表示する方法があります。
カメヤマのナンバーキャンドルでは、複数の数字を組み合わせて18歳・35歳・60歳などを表せると案内されています。
つまり、18歳なら「1」と「8」、35歳なら「3」と「5」、60歳なら「6」と「0」の2本で年齢を示せます。
| 年齢 | 数字キャンドルの例 | 必要な本数 |
|---|---|---|
| 18歳 | 1+8 | 2本 |
| 35歳 | 3+5 | 2本 |
| 60歳 | 6+0 | 2本 |
30本や60本を無理に並べなくても、年齢が伝わる飾り方を選べば問題ありません。
「本数が年齢と違ったらおかしいのかな」と気になるところですが、年齢分をすべて立てることを義務付ける統一ルールは確認されていません。
Cake.jpでも大小のろうそくを選べる商品があり、カメヤマでは数字キャンドルが販売されているため、実際の祝い方には複数の選択肢があります。
5歳など本数が少なければ年齢と同じ本数、35歳や60歳など本数が増えるなら大小や数字を使う、と考えると選びやすくなります。
大切なのは「年齢分を全部立てること」ではなく、祝う年齢がわかる形にすることです。
ケーキのろうそく本数と意味で迷わないためのまとめ
誕生日ケーキのろうそくは、今回迎える年齢と同じ本数を立てるのが基本です。
一方、年齢が大きい場合は、太い1本を10歳、細い1本を1歳として表す方法や、数字キャンドルを使う方法があります。
太い・長いろうそくなら必ず10歳という統一ルールはないため、店舗から大小のろうそくを受け取ったときは数え方を確認すると確実です。
本数そのものには年齢を示す意味があり、火を吹き消す行為には願いを込める習慣も伝わっています。
「35歳だから35本必要」と構えず、ケーキの大きさや準備しやすさに合わせて、年齢と同じ本数、大小のろうそく、数字キャンドルから選んでください。
