網戸掃除で外して洗う方法|失敗しない外し方から水洗い・取り付けまで解説

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網戸の汚れが目立ってくると、「いっそ外して丸洗いしたほうが早いのでは」と思いますよね。

実際、取り外し可能な網戸で汚れがひどい場合は、メーカー公式でも外して水洗いする方法が案内されています。

ただし、ロール網戸など取り外さずに掃除するタイプもあり、外し方や安全部品の仕組みもメーカー・製品によって異なります。

この記事では、網戸掃除で外して洗ってよいケースの見分け方から、砂やホコリの落とし方、水洗い、中性洗剤の使い方、乾燥、取り付け後の外れ止め確認までを順番に解説します。

網を傷めたり、無理に外して落下させたりする失敗を避けながら、自宅の網戸に合った掃除方法を判断できるようになります。

網戸掃除は外して洗っていい?汚れがひどく取り外せるタイプなら水洗いできる

結論からいうと、取り外し可能な網戸で汚れがひどい場合は、外して水洗いする方法がメーカー公式でも案内されています。

ただし、網戸掃除のたびに毎回外す必要があるわけではなく、軽い汚れなら取り付けたまま掃除する方法もあります。

まずは「汚れの程度」と「自宅の網戸が取り外して洗えるタイプか」の2点を確認すると、余計な手間や破損のリスクを減らせます。

網戸の状態 掃除方法の目安 最初に確認すること
ホコリや軽い汚れ 取り付けたままホコリ取りや水拭き 網戸の種類に合った掃除方法
汚れがひどい 取り外せる網戸なら外して水洗い 取り外し可能なタイプかどうか
ロール式など特殊なタイプ 製品ごとの方法で掃除 メーカーや取扱説明書の案内

軽い汚れは付けたまま、ひどい汚れは外して洗う

「せっかく掃除するなら、毎回外して丸洗いしたほうがきれいになるのでは」と考える人もいるかもしれません。

ところが、メーカー公式のお手入れ方法を見ると、必ずしも毎回取り外すことが前提にはなっていません。

LIXILでは、通常の軽い汚れについて、網戸を取り付けたまま布やブラシでホコリを取ったり、軽く水拭きしたりする方法を案内しています。

一方で、汚れがひどい場合には、取り外せる網戸を外して柔らかい布やスポンジ、ブラシなどで水洗いする方法が案内されています。

つまり、網戸掃除は汚れの程度によって方法を使い分けるのが基本です。

表面にうっすらホコリが付いている程度なら、わざわざ大きな網戸を持ち運ばなくても、取り付けたままのお手入れで対応できます。

反対に、網目に汚れがたまっていたり、拭くだけでは落ちにくかったりする場合は、取り外せる製品なら水洗いを検討できます。

「網戸掃除は外して洗うもの」と最初から決めつけず、汚れが軽いか、外して洗う必要があるほどひどいかを見て判断しましょう。

毎回フライパンを丸ごとつけ置きするのではなく、軽い汚れならサッと洗い、こびり付いたときだけしっかり洗うイメージに近いですね。

網戸も同じように、汚れに応じて掃除の強さを変えると考えると分かりやすいです。

外して洗える網戸かどうかを種類・メーカーで確認する

網戸を外して洗う前に、もう一つ必ず確認したいのが網戸の種類です。

見た目が似ていても、網戸にはスライド網戸、固定網戸、上げ下げ網戸、ロール網戸などがあり、取り外し方や掃除方法は同じではありません。

YKK APでも、網戸の種類ごとに掃除方法や取り外し方法を分けて案内しています。

そのため、「横に動くから普通の網戸だろう」「上に持ち上げれば外れるだろう」と自己判断するのは避けたほうが安全です。

外して洗う前に、メーカー名や製品の種類を確認し、その網戸が取り外し洗浄に対応しているかを確かめることが大切です。

メーカー名は窓枠や網戸本体のラベルなどから確認できる場合がありますが、確認できる位置や表示内容は製品によって異なります。

製品が特定できたら、メーカー公式サイトや取扱説明書にある掃除方法と取り外し方法を優先しましょう。

ロール網戸などには、取り外さずに室内側と室外側を掃除するよう案内されている製品もあります。

外せそうに見えても、メーカーが取り外さない掃除方法を指定している場合は、その方法に従うのが基本です。

参考:YKK AP|網戸の掃除方法を教えてください

参考:YKK AP|上げ下げロール網戸の掃除方法

網戸を安全に外すには?外れ止めと戸車を確認してから作業する

取り外して洗える網戸だと確認できたら、次は外し方を確認します。

一般的な引違い窓用の網戸には、落下を防ぐための外れ止めや、戸車に関係するロック機構が付いている場合があります。

力任せに持ち上げるのではなく、外れ止めなどの安全部品を確認し、メーカーが指定する手順で外すことが重要です。

確認ポイント 確認する理由
網戸のメーカー・製品 外し方が製品ごとに異なるため
上部の外れ止め 解除しないと外せない製品があるため
下部の戸車ツマミなど 解除操作が必要な製品があるため
作業場所 高所では落下や転落の危険が高まるため

一般的な引違い網戸を外す基本的な流れ

ここでは、LIXILが案内している一般的な引違い窓用網戸を例に、取り外しの流れを見ていきます。

この手順はすべての網戸に共通するものではないため、自宅の製品で同じ操作をしてよいかは必ず確認してください。

  1. 網戸上部の両側にある外れ止めのネジを緩めます。
  2. 外れ止めの部品を下げます。
  3. 網戸下部に戸車ツマミがある場合は解除します。
  4. 網戸を止まるところまで上に持ち上げます。
  5. 下側をレールから外し、その後に上側をレールから抜きます。

イメージとしては、ただ板を持ち上げて抜くのではなく、先に「安全装置のロックを解除してから持ち上げる」作業です。

外れ止めが効いたまま無理に持ち上げても外れない場合があり、そこで力を加え続けると部品や網戸に余計な負荷をかける可能性があります。

そのため、途中で動かなくなった場合は「固いからもっと力を入れる」のではなく、解除していない部品がないかを確認するほうが安全です。

外し方はメーカー・製品・年代によって異なる

網戸の外し方で特に注意したいのは、同じ引違い窓に見えても構造が一律ではないことです。

LIXILでも、製品の年代によって外れ止めの位置や機構が異なることが案内されています。

YKK APも網戸タイプごとに取り外し方法を分けて案内しているため、「網戸は上に持ち上げれば外れる」という覚え方は避けたほうがよいでしょう。

自宅の網戸が一般的なスライド式に見えても、外れ止めの位置や解除方法、戸車部分の構造まで同じとは限りません。

網戸を外すときは、一般的な手順を参考にしつつ、最終的には自宅のメーカーと製品に対応した説明を確認するのが安全です。

外れないときにドライバーであちこちのネジを緩めるのではなく、まずメーカー公式の手順と照合しましょう。

特に外れ止めは、網戸が不用意にレールから外れるのを防ぐための部品なので、仕組みを理解せずに操作するのは避けたいところです。

2階以上など高所にある網戸は、取り外せる構造であっても、落下や転落の危険を考えて無理に作業しないことが重要です。

高所で身を乗り出す必要がある場合や、網戸を安全に保持できない場合は、自分で外して洗うことを優先しないようにしましょう。

外した網戸の正しい洗い方は?ホコリ取りから乾燥までの手順

網戸を外したら、いきなり水をかけるのではなく、まず砂やホコリを落としてから水洗いします。

水だけで落ちにくい汚れには薄めた中性洗剤を使い、洗剤が残らないよう十分にすすいだあと、乾燥させてから取り付けるのが基本です。

「ホコリを落とす→優しく水洗いする→必要なら中性洗剤を使う→すすぐ→乾かす」という順番で進めると分かりやすいです。

手順 やること ポイント
1 砂やホコリを落とす 濡らす前に乾いた汚れを除去する
2 網戸を床に寝かせる 製品の説明で指定された面を下にする
3 優しく水洗いする 柔らかい布・スポンジ・ブラシなどを使う
4 必要なら中性洗剤を使う 製品の案内に従って薄めて使用する
5 十分にすすぐ 洗剤分を残さない
6 乾燥させる 乾いてから網戸を元に戻す

砂やホコリを落としてから床に寝かせて優しく水洗いする

外した網戸を洗うときは、最初に網目に付着した砂やホコリを取り除きます。

三協アルミは、水洗いの前に網についた砂やホコリを丁寧に取り除くよう案内しています。

YKK APも、ハンディモップやブラシなどでホコリを取ってから拭き掃除する流れを紹介しています。

先に乾いた汚れを落としておけば、その後の水洗いに進みやすくなります。

たとえば、砂の付いたお皿をいきなり布で強くこするのではなく、まず大きな汚れを落としてから洗うようなイメージです。

砂やホコリを除いたら、網戸を床に寝かせて洗います。

LIXILでは室内側の面を下にして置く方法が案内され、三協アルミでは網の張ってある側を下にして置く方法が案内されています。

どちらの面を下にするかはメーカーによって表現が異なるため、一律に決めず、自宅の製品に対応する取扱説明書や公式案内を優先してください。

洗うときは、柔らかい布やスポンジ、毛先の柔らかいブラシなどを使って優しく水洗いします。

網部分を強く押すように洗うと、網が緩んだり破れたりする恐れがあるため、力を加えすぎないことが重要です。

立てかけた状態で力任せにゴシゴシ洗うのではなく、床に寝かせて網全体を支えながら洗うと考えると分かりやすいです。

金属たわしや毛の硬いたわしの使用も避けましょう。

落ちない汚れは薄めた中性洗剤で洗い、十分にすすいで乾かす

水洗いだけでは落ちにくい油汚れなどがある場合は、メーカーの案内に従って薄めた中性洗剤を使用できます。

LIXILでは、油汚れがひどい場合に水で薄めた中性洗剤を柔らかい布またはスポンジにつけ、軽く拭く方法を案内しています。

三協アルミでも、薄めた台所用合成洗剤のうち液性が中性のものを使う方法が案内されています。

洗浄力の強さで汚れを落とそうとするより、「水で優しく洗い、必要なときだけ中性洗剤を使う」と考えるのが基本です。

洗剤を使ったあとは、洗剤分が残らないよう十分に水ですすぎます。

三協アルミでは、最後に乾いた布で水分を拭き取る方法も案内されています。

その後は網戸を乾燥させてから取り付けます。

LIXILでも、水洗い後は乾燥させてから取り付けるよう案内されています。

汚れが落ちにくいからといって、シンナー・ベンジン・アセトンなどの有機溶剤や、塩素系薬品などを自己判断で使うのは避けてください。

YKK APでは、基本的なお手入れの注意事項として、有機溶剤や一部の薬品、エチルアルコールなどを使用しないよう案内しています。

なお、中性洗剤の希釈倍率については、すべての網戸に共通する数値をメーカー公式情報から一律には示せません。

使用する場合は、自宅の製品と洗剤それぞれの表示を確認してください。

洗った網戸を戻すときは?外れ止めの再設定までが掃除

網戸が乾いたら元のレールに取り付けますが、はめ込んだだけで掃除を終えてはいけません。

外れ止めや戸車ツマミなどを解除して取り外した製品では、取り付け後にそれらを正しく再設定する必要があります。

網戸掃除は「洗って戻す」までではなく、「安全部品を元に戻して確認する」まで終えて完了です。

取り付け後の確認 確認する内容
網戸の位置 上下のレールに正しく収まっているか
外れ止め メーカー指定の状態に再設定したか
戸車ツマミ 解除した製品では元の状態に戻したか
動作 無理なく開閉できるか

取り外した手順を確認しながら網戸を元に戻す

網戸の取り付け方法は、基本的にその製品の取り外し方法とセットで確認します。

LIXILが案内する一般的な引違い窓用網戸では、取り付けは取り外したときと逆の手順で行います。

ただし、前章で触れたとおり、外れ止めや戸車の構造はメーカー、製品、年代によって異なります。

そのため、「下をレールに入れて終わり」といった共通手順として覚えないことが大切です。

取り付ける前に、外したときにどの部品を解除したかを思い出しながら作業しましょう。

スマートフォンで取り外す前の状態を確認できるようにしておくと、元の位置を見失いにくくなります。

ただし、最終的な取り付け位置や部品の設定方法は、写真だけで判断せずメーカー公式の手順を優先してください。

網戸がレールに入りにくいときは、無理に押し込まず、上下の位置や解除した部品の状態を確認しましょう。

力任せに取り付けるより、鍵穴に合う向きを確認してから差し込むような感覚で進めるほうが安全です。

外れ止めと戸車ツマミを再設定して落下を防ぐ

網戸を元に戻したあと、最も忘れたくないのが外れ止めの再設定です。

LIXILでは、網戸取り付け後に外れ止め部品と戸車ツマミを必ずセットするよう案内しています。

正しく設定されていないと、網戸が窓枠から外れて落下し、人身事故や物損事故につながる恐れがあります。

YKK APでも、網戸が強風などで外れたり落下したりしないよう、はずれ止めが正しくセットされているか確認するよう案内しています。

「きれいになったから終了」ではなく、外れ止めを元に戻したことを確認して初めて網戸掃除が完了したと考えましょう。

外れ止めは掃除の邪魔になる部品ではなく、網戸の落下を防ぐための安全部品です。

取り外すときに解除したのであれば、取り付け後に戻すところまでを一連の作業として覚えておくと忘れにくくなります。

最後に、メーカーが指定する状態になっていることを確認したうえで、網戸をゆっくり動かします。

ガタつきや外れそうな感触がある場合は、そのまま使用せず、取り付け状態と安全部品の設定を再確認してください。

網戸掃除で本当に大切なのは、汚れを落とすことだけではなく、掃除後も安全に使える状態へ戻すことです。

参考:LIXIL Q&A|引違い窓の網戸を取り外す方法

参考:YKK AP|網戸のお手入れ習慣

まとめ|網戸を外して洗うなら「種類確認・優しく水洗い・外れ止め確認」の3点が重要

網戸掃除で外して洗う方法は、汚れがひどく、取り外し可能な網戸であればメーカー公式でも案内されています。

ただし、すべての網戸を外してよいわけではないため、「外せる種類か確認する」「網を傷めないよう優しく洗う」「取り付け後に外れ止めを確認する」の3点を押さえることが重要です。

網戸をきれいにすることだけでなく、安全な状態へ戻すところまでを一連の掃除として考えましょう。

重要ポイント 確認すること
外す前 メーカー・種類・取り外し方法を確認する
洗うとき 砂やホコリを落とし、床に寝かせて優しく水洗いする
汚れが落ちないとき 製品の案内に従い、必要に応じて薄めた中性洗剤を使う
洗ったあと 十分にすすぎ、乾燥させてから取り付ける
取り付け後 外れ止めや戸車ツマミなどの安全部品を再設定する

軽いホコリ程度であれば、網戸を取り付けたまま掃除できる場合があります。

一方、汚れがひどく、メーカーが取り外して水洗いする方法を案内している網戸なら、本格的な洗浄を検討できます。

大切なのは、汚れの程度に合った掃除方法を選ぶことです。

また、ロール網戸などには取り外さずに掃除する製品もあるため、見た目だけで判断して無理に外さないようにしましょう。

外し方が分からない場合や高所で安全に作業できない場合は、力任せに取り外すことを避け、メーカーの取扱説明書や公式案内を確認してください。

洗う際は、最初に砂やホコリを除き、柔らかい布やスポンジなどを使って網に強い力を加えないことがポイントです。

水だけでは落ちにくい汚れには、製品の案内に従って薄めた中性洗剤を使い、洗剤分が残らないよう十分にすすぎます。

洗浄が終わったら乾燥させ、網戸を正しい位置へ戻します。

そして最後に忘れたくないのが、外れ止めや戸車ツマミなどの再設定です。

網戸掃除は「外す・洗う・乾かす・戻す・安全確認」の順番で進めれば、作業全体を整理しやすくなります。

まずは自宅の網戸のメーカーと種類を確認するところから始めてみてください。