古着をメルカリで売る方法|出品手順・値段・送料・売れるコツを初心者向けに解説

生活

古着をメルカリで売るなら、写真や説明文だけでなく、販売手数料と送料を引いた手取りまで考えて出品することがポイントです。

この記事では、家にある不要な服を初めて出品する人向けに、状態確認から写真撮影、商品名・説明文の作り方、相場を使った値付け、配送方法、梱包まで順番に解説します。

「何を書けば売れやすいのか」「送料を引いたらいくら残るのか」という疑問も、具体的な数値を見ながら確認できます。

古着をメルカリで売る手順は5ステップで進める

古着をメルカリで売るときは、服の状態を確認したうえで、写真撮影、商品情報の入力、価格設定、配送方法の確認、出品という流れで進めれば迷いにくくなります。

最初に傷や汚れを確認し、購入者が判断できる情報を出品ページにきちんと載せることが基本です。

クローゼットから服を出して「とりあえず写真を撮ろう」と進める前に、数分だけ状態確認の時間を取ると、その後の出品作業がスムーズになります。

出品前に傷・汚れ・臭いと服の状態を確認する

古着を出品するときは、まず購入者に伝えるべき使用感やダメージがないかを確認します。

メルカリでは商品の状態を6段階から選ぶため、見た目だけで判断せず、服全体を手に取ってチェックしてから設定するのが安心です。

  • 新品、未使用
  • 未使用に近い
  • 目立った傷や汚れなし
  • やや傷や汚れあり
  • 傷や汚れあり
  • 全体的に状態が悪い

古着では、襟・脇・袖・裾・股まわりにシミや変色がないかを確認し、破れ、虫食い、ほつれ、ボタンなどの欠品も見ておきます。

タバコや香水、カビなどの臭いも、写真では伝わらないため商品説明に書いておきたい項目です。

「この程度なら書かなくても大丈夫かな」と迷う部分ほど、購入後に気づかれると印象が悪くなります。

説明になかった傷や汚れは、購入後のトラブルにつながるため、気になる箇所は隠さず伝えてください。

古着は新品らしく見せるより、現在の状態を正確に伝えるほうが購入者も判断しやすくなります。

写真撮影から価格・配送方法の設定まで順番に進める

状態を確認できたら、出品作業は写真を用意してから必要な商品情報を埋めていくと進めやすくなります。

メルカリ公式の出品案内では、写真を登録し、商品名、カテゴリーや状態、販売価格などを設定して出品する流れが示されています。

商品写真は最大20枚まで登録できるため、最初の1枚だけで済ませず、購入判断に必要な角度や細部まで撮影しておくと説明を補えます。

価格を決める前には、服を畳んだときの厚みも確認し、どの配送方法になりそうか見当をつけておくと送料を読み違えにくくなります。

たとえば、1,000円台で売る服なのに送料が大きくなれば、想像していたより手元に残る金額が少なくなることがあります。

販売価格だけでなく、販売手数料と送料まで見てから出品するのがポイントです。

使用済み下着や一部の学生服・体操着などは出品できず、正規品と確認できないブランド品も禁止対象です。

売れそうかどうかを考える前に、そもそも出品できる商品なのかを確認しておくと、削除や取引トラブルを避けやすくなります。

古着が売れやすい写真・商品名・説明文の作り方

古着は、購入者が実物を手に取れないぶん、写真と商品情報から状態やサイズを判断できる出品ページにする必要があります。

写真では見た目と状態を伝え、商品名では検索される情報を示し、説明文ではサイズや使用感を補うのが基本です。

この3つの役割を分けて考えると、必要な情報を詰め込みすぎず、買う側にも読みやすいページになります。

写真は全体・タグ・傷や汚れまで分かるように撮る

古着の写真では、デザインだけでなく商品の状態まで確認できることが大切です。

メルカリでは写真を最大20枚登録でき、正面や横、裏側、傷がある部分などを撮る方法が案内されています。

衣類なら、ブランドタグだけでなく、サイズや素材、洗濯時の注意事項が書かれたタグも撮っておくと、文字で説明しきれない情報を補えます。

  • 服全体が分かる正面と背面
  • ブランド名を確認できるタグ
  • サイズや素材を確認できる品質表示タグ
  • 襟、袖、裾など使用感が出やすい部分
  • 傷、汚れ、毛玉など気になる箇所のアップ

土曜の昼に服を整理しながら何着も出品していると、つい1枚か2枚だけ撮って次へ進みたくなります。

ただ、購入者は「背中側はどうなっているんだろう」「タグのサイズを確認したい」と、出品者とは違う部分を見ています。

傷や汚れがある場合は、その部分を避けて撮るのではなく、状態が判断できる距離で写してください。

全体写真と細部写真を組み合わせると、購入前の「見えない部分が心配」という不安を減らせます。

商品名に検索語を入れ、説明文には実寸と状態を書く

商品名は、購入者が検索するときに使いそうな言葉を40文字以内で優先順位をつけて入れるのが基本です。

メルカリは、ブランド名、商品名、型番、色など、商品に関係する検索語を商品名へ入れるよう案内しています。

検索結果への表示では商品説明より商品名のキーワードが重視されるため、重要な情報を説明文だけに書いて終わらせないようにします。

たとえば「Levi’s 501 デニムパンツ 濃紺 W32」のように、ブランド、アイテム名、特徴、色、サイズを検索されやすい順にまとめると整理しやすくなります。

関係のないブランド名や検索語を並べると、検索結果に表示されにくくなる可能性があるため避けてください。

商品説明では、表記サイズだけに頼らず、トップスやアウターなら肩幅・身幅・着丈・袖丈などの実寸を載せると購入者が比較しやすくなります。

同じMサイズでもブランドや商品によって寸法は違うため、とくに古着では実際に測った数値が判断材料になります。

素材、傷や汚れ、臭いなども説明文にまとめ、写真だけでは分からない情報を補います。

「サイズが合うか分からないからやめておこう」と離脱されないためにも、購入前に知りたい情報を先回りして書くことが、古着を売りやすくする土台になります。

古着の販売価格は相場・手数料・送料から決める

古着の価格は、似た商品の相場だけでなく、販売手数料と送料まで引いた手取り額から決めると失敗しにくくなります。

「いくらで売れそうか」と「売れたあとにいくら残るか」を分けて考えることがポイントです。

クローゼット整理で数百円から数千円の服をまとめて出すときほど、送料の差が手取りに響きます。

類似商品の価格を調べて売れやすい相場をつかむ

販売価格を決めるときは、まずメルカリ内で同じ商品や条件の近い古着を検索して相場を確認します。

メルカリ公式でも、商品の状態、送料の負担、発送方法などの条件をそろえながら類似商品の価格を比較する方法が案内されています。

同じブランドの同じ型でも、新品に近い服と使用感の強い服では価格が変わるため、商品名だけで判断しないようにします。

比較するときは、ブランド、アイテム、サイズ、状態、色など、自分の服に近い条件から見ると相場をつかみやすくなります。

たとえば同じデニムでも、人気の型番かどうか、色落ちや裾の擦れがあるかで購入者の評価は変わります。

「同じ商品が2,000円で出ているから、自分も2,000円にしよう」と決めるだけでは不十分です。

出品されている価格だけでなく、自分の商品状態と発送条件まで含めて比べることが大切です。

相場は価格をそのまま真似するためではなく、自分の古着がどの価格帯なら購入候補に入りやすいかを見る基準として使います。

販売手数料10%と送料を引いて手取り額を計算する

メルカリでは通常の出品料は無料ですが、取引が完了すると販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。

販売価格は300円から9,999,999円まで設定できますが、古着では販売価格だけを見て利益を判断しないようにします。

手取りの目安は、販売価格から販売手数料と送料、必要なら梱包資材代を引いて考えます。

販売例 販売手数料 送料など 残る金額の目安
1,500円で販売 150円 ネコポス210円 約1,140円
3,000円で販売 300円 宅急便コンパクト450円+専用資材70円 約2,180円
5,000円で販売 500円 60サイズ750円 約3,750円

この計算例では、別途用意する梱包材の費用は含めていません。

とくに低価格の服は、送料が210円なのか750円なのかで手取りが大きく変わります。

厚みのある服を薄手用の送料で見積もって価格を決めると、売れたあとに想定より手元へ残らないことがあります。

夜にまとめて値段を付けていると、「相場が1,500円だからこれでいい」と先に価格を決めたくなります。

そんなときは、服を一度畳んで発送サイズを確認してから価格を確定すると安心です。

売上金を銀行口座へ振込申請する場合は、メルカリの案内では振込手数料が一律200円かかります。

古着の値付けは、相場を確認したあとに「販売価格-10%の手数料-送料」で手取りを計算して決めるのが基本です。

古着の送料を抑える発送方法と梱包のコツ

古着の発送方法は、服の種類だけでなく、梱包したあとの厚みや大きさで選びます。

薄手なら200円前後の小型配送を狙い、厚手なら専用箱や60サイズまで含めて送料を見積もると選びやすくなります。

送料を安くすることだけを優先せず、衣類を傷めずに送れるサイズを選ぶことも忘れないようにします。

薄手と厚手で安い配送方法を使い分ける

Tシャツや薄手のシャツなど、コンパクトに畳める服はネコポスやゆうパケット系が候補になります。

配送方法 送料 主な条件
ゆうパケットポストmini 160円+専用資材 専用資材を使用
ネコポス 210円 薄手衣類の候補
ゆうパケットポスト 215円 発送用シール方式は3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、2kg以内でポスト投函可能なサイズ
ゆうパケット 230円 3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、1kg以内

薄手のトップスや子ども服などは小型配送に収まりやすい一方、実際に使えるかどうかは梱包後のサイズで決まります。

スウェット、ニット、デニム、アウターなどは厚みが出やすいため、出品前に畳んだ状態を確認しておきます。

配送方法 送料・資材 主な条件
宅急便コンパクト 450円+専用資材70円 専用資材を使用
ゆうパケットプラス 455円+専用資材65円 24cm×17cm×7cm以内、2kg以内
宅急便60サイズ 750円 60サイズ
ゆうパック60サイズ 750円 60サイズ

ニットを無理に小さくして送料を下げようとすると、素材によっては強く圧迫された状態で届くことがあります。

小型配送に入るか微妙な服は、出品前に実際の梱包状態でサイズを確かめてください。

送料差はそのまま手取り額に影響するため、販売価格を決める段階で配送方法まで想定しておくと計算しやすくなります。

防水して梱包し、メルカリ便なら匿名配送も使える

衣類の梱包は、服をきれいに畳み、ビニール袋などの内袋へ入れてから外装へ収めるのが基本です。

メルカリの衣類向けガイドでは、ビニール袋や衣類圧縮袋で内装し、その後に宅配ビニール袋、紙袋、段ボールなどへ入れる方法が案内されています。

内袋は水濡れを防ぎ、外装は配送中の汚れや破損から守る役割があります。

  • 服を整えて畳む
  • ビニール袋などへ入れて水濡れ対策をする
  • 宅配ビニール袋や段ボールなどの外装へ入れる
  • 予定している配送方法のサイズに収まるか確認する

紙袋を使う場合でも、衣類をそのまま直接入れず、先に防水できる内袋へ入れておくと安心です。

雨の日に荷物が運ばれる場面を想像すると、「服まで濡れない状態になっているか」を確認しやすくなります。

らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便では匿名配送を利用できます。

発送手続きまでにメルカリ便を選択していれば、出品者と購入者がお互いの氏名、住所、電話番号を伝えずに配送できます。

送料を抑えるなら、服を畳んだあとの実寸で配送方法を選び、防水用の内袋と外装で商品を守って発送しましょう。

古着をメルカリで売るなら売れない原因を見直そう

古着を出品して反応がないときは、すぐに大幅な値下げをするのではなく、価格・写真・説明文・出品する季節の順に見直します。

購入者が「価格に納得できるか」「状態とサイズを判断できるか」を確認すると、改善すべき部分を見つけやすくなります。

売れない理由を一つに決めつけず、購入する側の画面を想像しながら出品ページを確認してみてください。

価格・写真・説明文を見直して購入前の不安を減らす

まず確認したいのは、類似する古着と比べて販売価格が大きく離れていないかです。

メルカリでは、状態や送料負担などの条件を近づけて類似商品の価格を確認する方法が案内されています。

相場より高い場合は理由が購入者へ伝わっているかを確認し、特別な理由がなければ価格を調整します。

価格に大きな問題がなければ、次は写真を見直します。

正面の写真だけでは、背面の状態、タグ、襟や袖の使用感などを購入者が確認できません。

商品説明についても、ブランド名、素材、実寸、傷や汚れなどの判断材料が不足していないかチェックします。

夜に自分の出品ページを開いて「これだけ書いてあれば十分」と感じても、初めてその服を見る人には情報が足りない場合があります。

「サイズは本当に合うかな」「汚れはほかにもないかな」という迷いが残れば、そのまま別の商品へ移られることもあります。

値下げだけを繰り返す前に、購入者が判断できない情報が残っていないかを確認してください。

価格と商品情報の両方を整えることが、売れない古着を見直す基本です。

季節物は需要期の少し前から出品する

コートや半袖など季節性の強い古着は、実際に着る時期より少し早めに出品すると購入候補に入りやすくなります。

メルカリの公式コラムでも、半袖は春から夏の初め、冬物は秋からというように、需要期を少し先取りした出品方法が紹介されています。

たとえば真冬用のコートを春になってから出すより、気温が下がり始める時期に準備しておくほうが、探している人と出会いやすくなります。

ただし、季節を合わせれば必ず売れるわけではありません。

写真や説明文が不足していたり、相場とかけ離れた価格だったりすれば、需要期でも購入につながりにくくなります。

季節は売れやすさを左右する一要素として使い、価格・写真・説明文とセットで整えましょう。

なお、自分で使用していた古着などを売るだけなら古物商許可は不要ですが、中古品を仕入れて転売する場合は扱いが異なります。

生活に使っていた古着の売却による所得は原則として非課税ですが、利益目的の継続的な転売収入は同じ扱いではありません。